ベーチェット病診断のチェック項目について

ベーチェット病診断のチェック項目について

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ベーチェット病は全身の血管で炎症がおき多彩な症状を示すめずらしい病気です。

 

原因は不明です。
体の免疫系が誤って自分の細胞や組織を攻撃する自己免疫疾患と考えられています。

 

日本では難病に指定されているなど、非常に治療が難しい病気です。
完全に治ることはないとも言われています。

 

また患者さんには白血球型のHLA−B51を持つヒトがかなりいます。
この型を支配する遺伝子に関連する遺伝子が病気の発症と関連があると考えられています。

 

シルクロード沿いに患者が多く存在することからも遺伝子が疑われます。

 

日本では北に多くの患者が集中しています。
このことからも、やはり遺伝子要因が疑われる原因となっています。

診断のチェック項目

このベーチェット病を診断するチェック項目は、厚生労働省の診断基準で決められています。
それによりますと、この病気の診断は症状の組み合わせによっておこなわれます。

主な症状

・口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍
・結節性紅斑様皮疹
・皮下の血栓性静脈炎
・毛のう炎様皮疹などの皮膚症状
・虹彩毛様体炎かブドウ膜炎などの目の症状
・外陰部潰瘍の4つ

病気の経過中に全て揃うものが完全型と診断されます。

主症状が全て出なくても、不完全型ベーチェット病と診断される場合があります。
・変形や硬直を伴わない関節炎・副睾丸炎・回盲部潰瘍などの消化器病変
・血管病変・中等度以上の中枢神経病変の副症状
その組み合わせによって不全型のベーチェット病と診断されます。

 

また主症状の一つがあっても副症状がなかったり副症状だけが繰り返したり悪くなる場合は、この病気の疑いがあると診断されます。

 

チェック項目としては非常にあいまいに見えるかもしれません。
しかしそれだけ判断が難しい病気なのです。

参考となる検査のチェック項目

・皮膚での刺激性の高まりをみる注射針による針反応
・レンサ球菌に対するワクチンによる皮膚検査
・炎症があるときにみられる赤沈値の亢進
・血清CRPの陽性化
・末梢白血球数の増加
・補体価の上昇
・この病気の大半のヒトが持つ白血球型HLA−B51の検査

このような検査を組み合わせてベーチェット病であるという診断がでます。

 

また、検査を受ける場合はリウマチや膠原病を扱っている科がある病院にいきましょう。
ベーチェット病は膠原病の一種とも考えられているからです。

 

行くなら出来れば大きな大学病院などがいいでしょう。
様々な症状に対応するためには、専門医に診てもらった方がいいからです。

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